アパートローン情報館

アパートローンの金利は銀行によってだいぶ違ってきています。インターネットでアパートローンの金利なおどの情報を、各銀行のホームページで調べようとすると限界を感じます。それは銀行のホームページでは詳細を載せていない銀行が多いからです。

私が借りている銀行のホームページにも詳細は書かれていません。直接銀行に電話して聞いてみたほうが早いし、わかりやすいことは確かです。

アパートローンの金利は記載されているところだけを比較してもだいぶ差があるように感じます。これは条件が違うからなのでしょうか。その辺も各銀行の思惑があるようですので、もし借りる予定のある方は何行か直接電話や担当者に会ってみて聞いたほうが良い情報が入ってくるようです。

私が知る限りでは、アパートローンの金利は住宅ローンの金利よりも高いという銀行が多いと思われてる方が多いようですが、住宅ローンよりも低い銀行も結構あります。当然に安い金利になるには条件もあるのでしょうけど。

アパートローンの金利はなぜか表に出てこないところがあるようですが、それには些細な理由がありそうです。
まあこれだけ銀行によって金利が違うローンも珍しいのでしょうか。これが自由化なんでしょうけど。

もし少しでも低い金利で借りたいのなら、片っ端から銀行に行ってみることをオススメします。

住友信託銀行のアパートローンをホームページで見てみました。

・住友信託銀行のアパートローンをかりる条件は
満２０歳以上。その他の年齢条件はありません。そして年齢以外のその他の条件もここでは記載されていません。
また融資金額が「融資対象物件の担保価額の75％以内。」、「年間の元利返済額が融資対象物件の賃貸収入の一定割合以内」となっていることも具体的ですね。
団体信用生命保険に埴生することが原則になっていますが、もし加入できなくても法定相続人に連帯保証人になってもらえば良いことに。

・住友信託銀行のアパートローンの担保は
「対象物件（土地・建物）に原則として第一順位の抵当権を設定登記」とどこの銀行でもあるようにしています。
融資の対象物件（建物）には、ローン完済時まで長期の火災保険に加入し、「住友信託銀行が抵当権と同順位の質権を設定」となっています。

・住友信託銀行のアパートローンの金利は
最長３５年で、固定金利でも変動金利でも、そして元利均等でも、元金均等でも良いことになっています。そして固定プランから変動プランなどへの切り替えが出来るのが特徴です。
また変動プランしか繰上げ返済は出来ないようです。

名古屋銀行のスーパーアパートローンをホームページで見てみました。

・名古屋銀行のスーパーアパートローンを借りられる条件は
年齢は「20歳以上満75歳未満で完済時満80歳未満の方」となっています。完済時の年齢が銀行によって変わってくるところです。
そして「原則、アパート建築用地を所有し、別に自宅を所有している方」となっていますので、ご自宅とアパートを併用する場合はダメみたいですね。
そして賃貸住宅と店舗を併用する場合は、店舗等の部分が1/3以内であることが要件になっています。なおかつ「店舗等の部分は、アパートローンの融資対象とすることはできません」としてあります。名古屋銀行のスーパーアパートローンは結構厳密なんですね。

・名古屋銀行のスーパーアパートローンの担保は
「資対象(アパート)の土地・建物に当行が第1順位の抵当権を設定」としており、これについてはどこの銀行も同じです。

・名古屋銀行のスーパーアパートローンの金利は
最長３５年で、固定金利でも変動金利でも良いことになっており、毎月元利均等返済での返済に。
名古屋銀行ではアパートローンの他にスーパーアパートローンがあります。スーパーアパートローンは保証料が要らないのが特徴のようですが、連帯保証人を２名つけるのも特徴です。

りそな銀行のアパートマンションローンについてホームページを見てみました。

りそな銀行のホームページを普通に見ただけではアパートローンが見つからなかったのですが、インターネットをよーく検索すると出てきました。りそな銀行では埼玉の家・子育てゆとりのアパート・賃貸マンションローンと呼ぶようです。これは埼玉県と指定の金融機関が連携して実施しされているもので、県からの利息の補助が出るようですね。

りそな銀行でこの埼玉の家・子育てゆとりのアパート・賃貸マンションローンを借りる条件は、「埼玉県に賃貸用住宅を建築する方」となっております。埼玉県が実施しているものですから当然ですが、埼玉県の方はいいですね。他県にはこのようなローンもあるのでしょうか。

しかし、細かい条件がついています。賃貸住宅の戸数は１０戸以上であることや自転車置き場を設置すること、などなど普通の銀行で借りるアパートローンの条件とは少し違ってきていますので、「埼玉の家子育て支援タイプ建設基準 」なるものを確認してみてください。

条件が当てはまれば良い条件でのアパートローンの融資が受けられると思います。

オリックス信託銀行のアパートローンをホームページで見てみました。

オリックス信託銀行のアパートローンを借りる条件は、
２０歳以上。「団体信用生命保険へ加入する場合は満20歳以上55歳未満で、最終返済時75歳未満の方。 」となっており、北洋銀行と比べると年齢も１０歳ほど低くなっています。

　そして「同一勤務先に3年以上勤務されている方。（自営の場合は営業開始後3年以上経過されている方） 」として３年以上の勤務が条件ですが、この条件って銀行によって多少違うのです。
　
特徴的なのは、オリックス信託銀行では、アパートローンを借りられる地域を限定しているところです。首都圏や近畿圏、そして福岡市や札幌市に限られているので、借りる方は確認して下さい。

また「賃貸用住宅（1棟）」となっていますので、自宅用部分があった場合はどうなるのでしょうか。

・オリックス信託銀行のアパートローンの担保は
こちらは一般的で「対象不動産に原則として当社を権利者とする第1順位の抵当権を設定登記」と記載。そして建物の火災保険を融資期間中分に加入し、「当社を権利者とする第1順位の質権を設定」とあります。

・オリックス信託銀行のアパートローンの金利は
最長３５年で、変動金利が原則で元利均等返済になっていますが、固定金利期間があるものもあるようです。
ちなみに繰上げ返済の時には、オリックス信託銀行のアパートローンでは手数料が最低で３万円かかるようです。