アパートローン情報館

りそな銀行のアパートマンションローンについてホームページを見てみました。

りそな銀行のホームページを普通に見ただけではアパートローンが見つからなかったのですが、インターネットをよーく検索すると出てきました。りそな銀行では埼玉の家・子育てゆとりのアパート・賃貸マンションローンと呼ぶようです。これは埼玉県と指定の金融機関が連携して実施しされているもので、県からの利息の補助が出るようですね。

りそな銀行でこの埼玉の家・子育てゆとりのアパート・賃貸マンションローンを借りる条件は、「埼玉県に賃貸用住宅を建築する方」となっております。埼玉県が実施しているものですから当然ですが、埼玉県の方はいいですね。他県にはこのようなローンもあるのでしょうか。

しかし、細かい条件がついています。賃貸住宅の戸数は１０戸以上であることや自転車置き場を設置すること、などなど普通の銀行で借りるアパートローンの条件とは少し違ってきていますので、「埼玉の家子育て支援タイプ建設基準 」なるものを確認してみてください。

条件が当てはまれば良い条件でのアパートローンの融資が受けられると思います。

オリックス信託銀行のアパートローンをホームページで見てみました。

オリックス信託銀行のアパートローンを借りる条件は、
２０歳以上。「団体信用生命保険へ加入する場合は満20歳以上55歳未満で、最終返済時75歳未満の方。 」となっており、北洋銀行と比べると年齢も１０歳ほど低くなっています。

　そして「同一勤務先に3年以上勤務されている方。（自営の場合は営業開始後3年以上経過されている方） 」として３年以上の勤務が条件ですが、この条件って銀行によって多少違うのです。
　
特徴的なのは、オリックス信託銀行では、アパートローンを借りられる地域を限定しているところです。首都圏や近畿圏、そして福岡市や札幌市に限られているので、借りる方は確認して下さい。

また「賃貸用住宅（1棟）」となっていますので、自宅用部分があった場合はどうなるのでしょうか。

・オリックス信託銀行のアパートローンの担保は
こちらは一般的で「対象不動産に原則として当社を権利者とする第1順位の抵当権を設定登記」と記載。そして建物の火災保険を融資期間中分に加入し、「当社を権利者とする第1順位の質権を設定」とあります。

・オリックス信託銀行のアパートローンの金利は
最長３５年で、変動金利が原則で元利均等返済になっていますが、固定金利期間があるものもあるようです。
ちなみに繰上げ返済の時には、オリックス信託銀行のアパートローンでは手数料が最低で３万円かかるようです。

北洋銀行のアパートローンをホームページで見てみました。

・北洋銀行のアパートローンを借りる条件は、
こちらもアパートの土地を所有していることとなっています。そして２０歳以上６５歳未満でアパートローン完済時に８４歳未満ということです。
また北洋銀行では、「勤続年数(自営業者の方は営業年数)2年以上の方。」の条件あり。アパート経営だけの収入ではダメなのでしょうか。

・北洋銀行のアパートローンの担保は
保証会社ノースパシフィック(株)の保証を利用し、保証量を支払うとともに、「ノースパシフィック(株)に対し、ご融資物件(土地・建物)に原則、第一順位の(根)抵当権を設定登記していただきます。」とあります。「(根)抵当権」ですから根抵当でも普通抵当でもどちらでも良いかと思われますが、銀行としては根抵当のほうが望ましいのでしょう。根抵当にすれば他の銀行の担保には出来ませんから。

・北洋銀行のアパートローン金利は
最長３０年で、固定金利でも変動金利でも良いことになっています。北洋銀行のアパートローン金利は、住宅ローン金利とほぼ同じぐらいです。

ニッセイのアパートローンについてホームページを見てみました。

・ニッセイのアパートローンを借りるために条件は、
土地を持っている。２０歳以上。そして「ニッセイ信用保証（株）の保証が受けられる方」とあります。これはニッセイ信用保証が連帯保証をするようです。
そして何よりも特徴的なのは、建物に対して長期火災保険に加入してそれに質権を設定すること。
　また、他の銀行のような「一棟の賃貸用集合住宅」とかいう表現はなく、部屋数が何数以上の条件もここでは記載されていません。

・ニッセイのアパートローン担保については、
「ご融資の対象となる土地・建物に抵当権を設定・登記します。」とあるだけでどこの銀行でもある「融資対象物件および融資対象物件の敷地に第1順位の抵当権を設定」などの項目はありません。しかし、記載されていないだけで、第1順位の抵当権を設定しないといけないかも。

・ニッセイのアパートローンの金利は、
最長３０年で、固定金利でも変動金利でも、そして元利均等でも、元金均等でも良いことになっています。
しかし、見る限りではニッセイの金利は他のアパートローンよりも高いように思います。これは条件が他よりも借り易いからでしょうか。

みずほ銀行のホームページでアパートローンについて見てみました。

・アパートローンを借りられる条件は、
みずほ銀行では「一棟の賃貸用集合住宅（アパート・賃貸マンションで、賃貸部屋数が原則6戸以上）の新築・既借入ローンの借り替え」と記載され、現在流行のマンションを一部屋購入するようなマンション経営はダメのようです。あくまでも「「一棟の賃貸用集合住宅」となっています。
　そして部屋数が原則６戸以上となっていますが、この辺は相談の余地があるようです。

そして、２０歳以上で公租公課に滞納がない方としてあります。

銀行によっては収入がいくら以上の方との条件もあるところもありますが、みずほでは「安定した収入があり、返済計画等について当社が妥当と判断した方 」となっています。

・アパートローン担保は、
どこの銀行でもあるとおり「融資対象物件および融資対象物件の敷地に第1順位の抵当権を設定」
となっており、土地や建物に対する抵当権を設定するときは第一順位はあたりまえのようです。
　第一順位って、要するに返済できなくなったときに担保の不動産を処分することになるわけですが、その時には最優先の権利を持つということです。

・アパートローンの返済は、
最長３５年で、固定金利でも変動金利でも、そして元利均等でも、元金均等でも良いことになっています。